>私には私に良く似た子宝が三人います。上の二人の息子は揃って高校中退組です。娘も去年高校生にはなったものの予想どおり留年し、4月以降も数回しか登校していません。そこで、「娘よ、お前もか」になるわけです。息子二人は「大検(大学入学資格検定)」に合格したので、娘にも高校を中退して現在は大検から改名した「高認(高等学校卒業程度認定試験)」を受けたらと勧めていますが、息子たちに言わせると名前だけでなく合格も難しくなっているらしいので不安はあります。ただ、年間の合格率だけ見ると3割程度で変化がないので噂ほど難しくなったわけではなさそうです。
学歴だけを求めて進学しても役に立たない時代ですから良妻も卒業に執着はしていませんが、社会人として与えられるチャンスまで大卒と変わらないというわけにはいきません。選ぶ側の見抜く力が向上しているわけではないからです。学歴がなければ結果を出していくしかありませんから、生産者、創造者として社会に貢献する方が近道です。ものづくりの現場ではすでに人材が枯渇しています。ですから、農業、工業などの技術分野に進めばそれだけで自分自身に希少価値が生まれます。
若者が減り続けていますが、高認受検者は横ばいで減ってはいません。つまり、高校中退者の割合は増え続けているわけです。これを好機と捉える感覚が文科省にあることを祈るばかりですが、話が横道にそれそうなのでこのへんで終わります。