>
むかーし、前田製菓のCMで、誰がやっていたのかは忘れましたが、「あたりまえだのクラッカー」というセリフが流行った時代がありました。私もよくこのセリフを口にしました。流行語はすたれていきますが、「当たり前」という言葉は今も元気に日本中を飛び回っています。しかしながら、若い世代がこれほどこの言葉を多用している時代はないと思います。
インターネットの発達と携帯電話の爆発的な普及で、誰でも簡単に情報収集ができる時代になり、経験しなくても、こうするとこういう結果になるんだなという実現可能性を知ることができるようになりました。これが可能性のひとつであると認識しているうちはいいのですが、こうすると必ずこうなるという固定観念に変わると、逆に多くの可能性を失う結果になります。例えば、自分の今の能力や成績ではこの大学、会社、資格は無理だから今の能力なら充分実現できるあの大学、会社、資格を目指そうというような場合です。自分の目標を設定する際に実現可能性を使い、その結果に合わせて自分の目標レベルを下方修正してしまう失敗をやらかす危険があるのです。多くの方が経験している「やる前にあきらめる」です。
では、どうすべきかというと、実現可能性は、目標の設定にではなく、手段の選択に活用すべき道具なのです。前述の例でいえば、今の能力や成績をどうやったら目標レベルまでアップできるかの手段の選択に実現可能性を用いるのです。塾、通信教育、サークルという手段の選択、そして多くの中から特定の塾、通信教育、サークルを選択する方法として活用すべきなのです。当然、手段もひとつとは限りません。ふたつを組み合わせたら実現可能性がさらにアップしたという話も腐るほどあります。手段に「当たり前」はないのです。
揺らがない目標を立てるためには自分自身をよく知らなくてはなりません。自分の中から自分に関する情報を充分収集できないと、外の情報にあなたが実現可能性を見出すことは不可能です。覚えておいて欲しいのは、あなたの実現可能性を大きく左右するデータは自分の中にある「やる気」です。「あきらめない」という意志の強さです。そして、それを実現するための実行力です。日々の努力です。そこの情報をしっかり収集できれば、目標は必ず達成できます。「できなくて当たり前」、「できて当たり前」は持つだけで害になります。「当たり前」は手当たり次第に破壊してください。あなたも、私のように「当たり前だのクラッカー(破壊者)」になりましょう。
自己実現関連のアマゾン情報